光療術院(光線療法) の日記
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ばね指と光線療法
2011.05.30
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ばね指は、指を曲げる時の屈筋腱の腱鞘炎が進行することにより起こります。屈筋腱の腱鞘炎が進行すると、滑膜が腫れて多量の滑液が分泌されて、滑膜性腱鞘に溜まります。その滑液が、指を曲げた時に指の付け根に溜まって小結節を作り、指を伸ばす時にその小結節が靭帯性腱鞘に引っかかります。そのために指を伸ばす時に引っかかる感じがしたり、パチンと弾かれたようになります。また、指の付け根の関節が痛んだり、こわばることもあり、症状が悪化すると指を曲げられなくなったり、伸ばす事が出来なくなります。
光線療法は、消炎作用により腱鞘の炎症を治め、腫脹吸収作用により滑膜のの腫れを治め、溜まった滑液の代謝を促し小結節を解消し、症状の緩和を図ります。また、鎮痛作用により、痛みも改善します。