光療術院(光線療法) の日記
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ベーチェット病と光線療法
2013.11.16
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去る10月27日の『第11回光線講座in大阪』でお話しさせていただいた施術例です。
☆ベーチェット病と光線療法
大阪府療術師会 中島正人
【目的】
免疫機能の亢進を抑制し、身体各所の症状の緩和を図る。
【症例】...
54歳女性、全身の倦怠感、口内炎、結節性紅斑、手指関節の痛み、発熱、腰痛、むくみ、等
【施療】
3台の光線治療器(コウケントー)でカーボンは3001番×4008番を使用し、足裏、腰部集光器無しで各30分、足首、両膝、腹部、肩甲間部を集光器無しで各10分、1号集光器を付けて左右手指関節各10分、2号集光器を付けて左右頬、左右咽喉部を各10分照射。その他、その時に出た症状に応じて照射。
【施療経過】
普段は1ヶ月に1度、季節の変わり目など自律神経のバランスの崩れやすい時期は1週間に1度の施術を約10年間続けた結果、5年を経過した頃より毎年の入院回数が減少し、現在も継続施療中。
【検証と結果】
今回、免疫機能の亢進を抑制できているかどうかを検証するため、身体の各機能の状態を調べる『フィジオチェッカー』を使用した。
光線照射前と光線照射後を比べると、光線照射前は免疫系の機能は亢進しているが、光線照射後は安定していることがわかる。よって、光線照射することにより免疫機能亢進を抑制する効果があることが確認できる。
【まとめ】
今回の症例は、継続して施療しており、来院時に毎回『フィジオチェッカー』にてチェックをしている。各回、程度の差はあるが光線照射前より照射後の方が免疫機能亢進が抑制されている。よって、光線療法は免疫機能のバランスを整える効果があると言える。
