光療術院(光線療法) の日記
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熱中症
2013.07.23
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◆汗と体温のコントロールで熱中症を防ぎましょう
熱中症とは、暑さが原因で体温調整機能が乱れておこる障害のことです。体内の水分や塩分が不足して脱水状態になると、体内の熱を外に出すことが出来なくなり、熱がこもって色々な変調をきたします。症状としては、めまい、頭痛、吐き気、体温上昇、痙攣、意識障害などが起こります。これらの症状を引き起こさないために、暑い日の外出は通気性の良い衣服を着て、帽子や日傘などで直射日光を避けましょう。脱水の予防に、外出目に塩分を含んだ水を飲むのも良いでしょう。また、体温をコントロールするためには正しく汗をかく必要があります。クーラーの効いた部屋にばかりいて汗をかかないと、汗腺が休眠状態になり汗をかけなくなります。日頃から汗腺の働きを良くするために適度な運動をして汗をかくようにしましょう。運動をすることで体温変化に素早く対応して汗をかき、体温上昇を抑えられるようになります。
◆熱中症の症状と対策
◎Ⅰ度/症状=汗が止まらない、こむら返り、めまい、立ちくらみ
対策=水分・塩分の補給、涼しい場所へ移動
◎Ⅱ度/症状=体がだるい、頭がガンガンする、吐き気がする・嘔吐
対策=自分で水分・塩分が摂れなければ、すぐに病院へ
◎Ⅲ度/症状=意識が無い、痙攣、呼びかけに対する返事がおかしい、
まっすぐに歩けない
対策=首、腋の下、鼠蹊部を冷やし、すぐに救急車を呼ぶ
◆熱を冷ます食品と水分を補う食品
食べるもので熱中症予防をしましょう。まず、身体の熱を冷ますトマト、きゅうり、すいか、パイナップルなどの夏の野菜と果物を摂りましょう。旬の食材を摂ることが大事です。胃腸虚弱や冷えの症状がある場合は摂り過ぎに注意しましょう。汗で失ったミネラルや水分を補うには、スポーツドリンクや経口補水液等を飲むと良いでしょう。
★喉の渇きを覚えた時にはもう脱水状態になっています。喉が乾いていなくても、こまめな水分補給をしましょう。