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副鼻腔炎(蓄膿症)の光線療法

2011.12.22

 鼻腔には、眼を囲んで前頭洞、上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞の4種の副鼻腔が開いています。蓄膿症は、この副鼻腔の内部を覆う粘膜の化膿性炎症が原因で、鼻腔内に膿が溜まる病気のことです。

◆副鼻腔炎の症状
●急性副鼻腔炎
 急性鼻炎(鼻風邪等)の波及によることが多く、上顎洞、篩骨洞に起こりやすいです。発熱、頭痛、食欲不振などの全身症状と局所の疼痛があり、しだいに膿性鼻漏や鼻閉がなどの症状が出てきます。
●慢性副鼻腔炎
 家族的素因や鼻中隔湾曲症、肥厚性鼻炎などが誘因となり、鼻漏が多いものや粘膜浮腫が強く鼻茸を作るものがあります。両側性かつ複数の洞に起こることが多いです。また、副鼻腔に膿が貯留した状態を蓄膿症といいます。鼻閉、鼻漏、臭覚障害が主な症状で、頭重感、頭痛、注意散漫などを伴うこともあります。  

◆副鼻腔炎の光線治療
●急性副鼻腔炎
 両足裏部、両ひざ部、各10分照射、後頭部、眼・鼻部は集光器を使用して各5~10分照射します。
 喉が弱い人や扁桃炎をよく起こす人は、後頭部の代わりに左右咽喉部(集光器使用)に各5~10分照射すると良いでしょう。
●慢性副鼻腔炎
 両足裏部、両ひざ部、腹部、腰部に各10分照射、後頭部、眼・鼻部は集光器を使用して各5~10分照射します。
 扁桃炎、扁桃肥大などがある場合は、後頭部の代わりに左右咽喉部を、アデノイドがある場合は後頭部の代わりに口中部をそれぞれ5~10分照射します。
 なお、副鼻腔炎が起きている部位により、次のように照射するとより効果的です。
◇前額洞炎の場合は、左右のこめかみ部に集光器を使用して各5~10分照射します。
◇上顎洞炎の場合は、左右の頬に集光器を使用して各5~10分照射します。
◇篩骨洞炎、蝶形骨洞炎など顔の奥の方に炎症がある場合は、口腔内の上顎の部位に5~10分照射します。  

◆光線照射の注意点
 顔に照射するとき、眩しいので直接光が眼に入らないように、軽く眼を閉じて照射します。また、照射距離が近いと顔の皮膚が赤くなったり、荒れたりすることがあるので、熱くなく気持ち良く感じる距離で照射します。 

 ◆参考文献/医学博士 黒田一明 著 「可視総合光線療法 理論と治験」
         医学博士 河原田嘉文 監修 「改訂 病態生理ディクショナリー」

 ◆イラスト引用/医学博士 黒田一明 著 「可視総合光線療法 理論と治験」 

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