光療術院(光線療法) の日記
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光線療法の色々な作用③
2011.11.08
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光線療法には色々な作用があります。
第3回目は「生体リズム調整作用」です。
◇生体リズム調整作用
光のエネルギー(可視線)は眼を通過して網膜に達し、その刺激は視神経を介し脳神経に達します。光の刺激は脳中心付近にある松果体に作用して、メラトニン(松果体ホルモン)の分泌を調整します。メラトニンは脳下垂体に作用して、生体リズム、からだの成熟、性腺の周期的活動、高血圧、免疫機能、抗酸化作用など多くの機能に関与します。
●時差による睡眠障害(時差ボケ)、不眠症、季節性うつ病、痴ほう症の改善と予防
●メラトニンの降圧作用による高血圧の抑制
●メラトニンの脂質低下作用による心臓病の改善と予防
以上のような作用が期待できます。
次回は「鎮痛作用」です。
参考文献 : 医学博士 黒田 一明 著 「可視総合光線療法 理論と治験」
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